川口武亮:三島筒鉢

・三島筒鉢 φ11×h6cm

・三島について
李朝初期頃、朝鮮で作られていたのが「三島」。
その頃は三島という呼び名はありませんでした。
日用雑器としてたくさん作られ、人々の間に広まっていたとされています。
この装飾の生まれは、献上するための絢爛なものとは無縁ともいえるでしょう。
ひとつひとつの印は花や波線・連珠など極々身近に連想される模様を
さらに簡素化したもので構成されているところ、、、
当時の暮らしを象徴しているように思います。
それらが日本へと伝わり、侘茶の文化が熟成しつつある室町後期には
茶人達によって「素朴な美」として謳われはじめました。
三島と名付けられたのもこの頃です。
もともと食べるための道具であり、茶碗として使われることなど
想定していなかったもの。
それから、現在にいたるまで。
時がめぐりめぐって、若い作り手さんもこの三島を生活雑器ととらえて
関心を寄せ始めているということ。
私たちも李朝後期と同じく、食べ物を盛る器として「三島」を
みはじめたこと。
茶人達が見いだしたものを、また新鮮なものとして感じられるのは
今の時代を反映しているんじゃないかとも・・・思うのです。
三島の器を使われる時に、そんな長い歴史について(そんなに詳しく
書けてませんが・・・)思いをよせるのも面白いかもしれません。

柔らかさと温もりを感じる川口さんの粉引。お使いはじめに一晩、水に浸してからお使いください。

川口武亮
1974年 佐賀県有田生まれ
2000年 有田窯業大学校 ロクロ科 絵付科 卒業
2001年 番浦史郎氏に師事
2002年 花岡隆氏に師事
2005年 有田にて独立
川口武亮:三島筒鉢
¥ 3,200円(税抜)
在庫数 :
5
購入数

カテゴリーから探す

作家名から探す