光藤佐:粉引口紅飯碗

・粉引口紅飯碗
約Φ11.5×H6.5cm
最後の写真:飯碗小と
淡い自然灰が美しい光藤佐さんの粉引口紅飯碗。
箸あたりも良く、土ものらしい飯碗をお探しの方におすすめです。

口縁全体ぐるりと縁取りするのではなく、「書」にも通じるようなリズムのある線。
それは鉄によるもので、釉薬とまじわり、わずかな滲みが作られます。
白く艶やかなご飯がよそおわれた時、その縁どりは小気味よいアクセントになります。
さっくりと柔らかそうに見えますが、カラリと焼けていることが触ってみるとよく分かります。
さらに器を両手ですりすりしてみると、迷いのない轆轤や削りのあとも感じられます。

多くの作家が手掛ける粉引のうつわ。
粘土の素地の上に白化粧土を施した器で
作り手によって様々な表情があり、作家の個性が表れているともいえます。

光藤さんの作品を初めて見た時、「粉引」という言葉すら
意識させないほど、器そのものに惹かれたのを覚えています。
上質で優しい雰囲気。
「素敵!」
焼き物のことをいろいろご存知の方も、そうでない方も
そんなふうにおっしゃってくださいます。
器にしっかり水分を含ませてから、お料理を盛ってくださいませ。

光藤佐
1962年 宝塚市生まれ。幼少の頃より、粘土で遊んだり、絵を描くことが大好きで
ある時、自分で作ったものが生業になる「陶芸家」という仕事を知り
10代半ばにして焼き物の世界に入る。
1980年 京都府立陶工職業訓練校専攻科卒業後、
陶工として1日に数百個の轆轤を挽く日々を過ごす。
その後、自分の表現を深めたいと京都精華大学美術学部にて線画を学ぶ。
1989年 兵庫県養父市大屋町にて独立。
2004年 朝来市に移転。

*初めてのご使用前に器を水の中に2~3時間、浸してからお使いはじめください。
お料理を盛る前に器にしっかり水分を含ませてから、お料理を盛ってくださいませ。

*すべて手作りしております。
ひとつひとつ色・形・サイズ・釉の表情、鉄点の有無、縁の仕上がり
ピンホール(小さな穴)の有無など個体差がございます。
特に穴窯焼成のものは薪が燃え灰となり、それが自然釉としてかかり
味わい深い表情を作り出します。
複雑な釉調や灰のかぶり方などそれぞれの違いも含め
作品の個性としてお楽しみいただければ幸いです。
なるべく揃える努力はしておりますが「1点1点がそれぞれ違う」ということを
ご理解、ご了承いただいた上、作品の選定はお任せくださいませ。

*ご利用のブラウザーやモニターによって実際の色と多少異なることを
あらかじめご了承ください。

*配送時の破損以外で、個体差の好みによる返品・交換は応じかねます。
どうかご了承くださいませ。

*お客様のご都合による返品の場合
往復の送料と返金の際の手数料、梱包手数料を頂戴いたします。
光藤佐:粉引口紅飯碗
¥ 5,000円(税込5,500円)
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